ヤバい経済学


ヤバい経済学』を読んだ。原題は Freakonomics であり、厳密には経済学の本ではない。
よって、”マクロ” も “ミクロ” も出てこない。もちろん、それらを期待して読むわけがない。
翻訳が変わっていて、「ハッカーと画家」のような若者語り口調で、構えずに読める。

内容は最高に面白い。
ちょっとした疑問や謎を、仮説検定してものの見事に証明していく。ある意味、ミステリアンソロジーを読むのに近い。

例えば「90 年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?」という謎。答えは「中絶が合法化されたから」である。犯罪の因子がなくなったというわけだ。ああ、なるほど。

以下、P.267 より。

(中略) 現実の世界で人がどんなふうに動くかについて、筋の通った考え方をするということだ。そのために必要なのは、新しい見方をする、新しい理解の仕方をする、新しい測り方をする、そんなことだ。

シビれる一節だ。

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